弊社では長年、トーゴに住むアコアちゃんの支援をおこなってきました。
会社として何かできないかと考えて支援団体に申し入れて紹介をしてもらったのがアコアちゃんでした。
トーゴってどこにあるんだろう?
フランス語が公用語らしいけれど意思疎通ができるのだろうか?
わからないことだらけでしたがみんなで続けてきました。
船便を使っての手紙のやりとりですから返信が忘れたころにやってくることがほとんどです。
でも幼いころはカタコトだった表現がだんだんと表現が成長し、たまに同封される写真で成長を実感できるのがとても楽しみでした。
そんな関係を続けてきたのですが、先日支援団体からアコアちゃんとその家族とコンタクトがとれなくなったとの連絡が入りました。
詳細なことはわからないのですが、天候の不順等で(実家は農業で生計をたてているようです)住まいをふいに引っ越すことは当地ではごく当たり前のことなのだそうです。
もっと彼女の成長する姿を見守りたかったのですが、それもかなわぬこととなり連絡がどうしても取れないのであれば次の援助するチャイルトを紹介してくれるように支援団体に申し入れました。
最近、朝のBSで「おしん」を再放送していて偶然見始めたのですがあらためて見るとものすごく考えさせられる番組です。
ほんの少し前の日本では考えられないような環境があってそれがまかりとおっていた・・・
おしんを見ながらアコアちゃんがダブって見えます。
当たり前の暮らしとは何なんだろう?
当たり前と思っている暮らしはどのような過程をへて作られてきたのだろうか?
新しいチャイルドとは末永く関係が続けられますようにと願うばかりです。