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有名企業のSDGsへの取り組みをまとめてみました

有名企業のSDGsへの取り組みをまとめてみました

今回は誰もが知っている有名企業のSDGsへの取り組みをご紹介したいと思います。
それぞれがそれぞれの立場や技術を活かした取り組みとなっています。

様々な取り組みを知ることでヒントを得て自社、個人単位でできることを模索し続け、私たちの未来づくりをしっかりと自分たちの手で担っていきたいと思います。

 

⑴トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車は、自動車業界において最も先進的な環境技術を持ち、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。具体的には、CO2排出削減、資源の循環利用、地球環境保護、社会的責任の向上などの取り組みを進めています。

CO2排出削減については、トヨタ自動車は、グローバルな生産拠点でエネルギー効率の高い工場の構築や、省エネルギーの車両開発、水素燃料電池車の普及などを進めています。また、資源の循環利用については、自動車のリサイクルに取り組むとともに、エコカー普及促進のための政策提言や技術開発を進めています。

さらに、トヨタ自動車は、地球環境保護にも力を入れています。具体的には、自社でのCO2排出量を削減することにより、地球温暖化防止に取り組むとともに、森林保全や水資源管理、生物多様性の保護にも取り組んでいます。

そして、トヨタ自動車は、社会的責任の向上にも取り組んでいます。例えば、車いすバスケットボール日本代表の協賛を行ったり、車いすテニスなど、障がい者スポーツの支援を行ったり、コミュニティ活動や教育支援なども行っています。

これらの取り組みにより、トヨタ自動車は、自動車産業をリードし、地球環境や社会課題に取り組み、SDGsの達成に貢献しています。

 

⑵ユニリーバ株式会社

ユニリーバは、SDGsに貢献するために、自社製品・サービスの提供だけでなく、地球環境や社会問題の解決に向けた取り組みを行っています。

具体的には、エネルギー・水資源の使用量削減、排出物の削減、森林破壊の防止、女性のエンパワーメントなど、環境・社会課題に取り組んでいます。また、製品開発においても、環境に優しい商品の開発や、社会的に責任あるマーケティングに取り組んでいます。

ユニリーバは、SDGs達成に向けた取り組みを、経営の核と位置づけています。具体的には、2025年までにCO2排出量を生産1トンあたり半分に削減することや、2022年までに社会的格差を是正し、100万人以上の女性の自己実現をサポートすることを目標として掲げています。

さらに、ユニリーバは、SDGs達成に向けた取り組みを進めるため、様々なパートナーシップを結んでいます。例えば、森林破壊の防止に取り組むNGOとの協力や、プラスチックごみの削減に向けた業界横断の取り組みなどがあります。

これらの取り組みにより、ユニリーバは、ビジネスの成長とSDGsの達成を両立させ、サステナブルな未来の実現に向けた取り組みを続けています。

 

⑶アマゾン・ドット・コム株式会社

アマゾン・ドット・コムは、SDGsに貢献するため、環境保護や社会的課題の解決に向けた取り組みを行っています。

具体的には、100%再生可能エネルギーの導入や、廃棄物削減に向けた取り組み、カーボンニュートラルな商品の提供、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組むこと、地域コミュニティへの貢献、およびサプライチェーンの持続可能性向上などが挙げられます。

具体的な取り組みとして、2025年までに100%再生可能エネルギーを導入すること、2024年までに廃棄物削減を目指し、廃棄物の削減やリサイクル率の向上、環境に配慮した商品のラインナップの拡大などを行うことを目標としています。

また、アマゾン・ドット・コムは、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組むことで、多様な背景を持つ人々を雇用し、環境や社会に配慮した経営を進めています。具体的には、女性やマイノリティの雇用促進、ワークライフバランスの改善などが挙げられます。

さらに、アマゾン・ドット・コムは、地域コミュニティに貢献するため、地域社会と協力して、教育・環境・地域開発・災害支援などの活動を行っています。

以上のように、アマゾン・ドット・コムは、環境保護や社会課題解決に向けた積極的な取り組みを行い、サステナビリティに貢献しています。

 

⑷マイクロソフト株式会社

マイクロソフトは、SDGsの達成に向けて、環境・社会・経済などの様々な領域で積極的な取り組みを行っています。

具体的には、2030年までにカーボンネガティブを達成することを目指し、自社の活動における二酸化炭素排出量の削減、森林保全プロジェクトやカーボンオフセットプロジェクトの実施、再生可能エネルギーの導入などを進めています。また、2025年までに100%再生可能エネルギーを導入することも目指しています。

さらに、マイクロソフトは、デジタル包摂や多様性の向上にも力を入れています。具体的には、2025年までに、グローバルで多様性を反映した役員層を形成することを目指し、女性の役員比率を50%以上にすることを計画しています。また、障がい者やLGBTQ+の人々に対しても、より包括的な環境を提供するための取り組みを進めています。

さらに、マイクロソフトは、教育や就労支援などの社会貢献活動にも力を入れています。特に、人工知能やクラウド技術を活用して、社会課題の解決に取り組んでいます。たとえば、教育現場でのAI技術の活用や、障がい者の雇用促進などが挙げられます。

以上のように、マイクロソフトは、カーボンニュートラルな企業づくりや多様性の推進、社会課題解決に向けた技術の活用など、SDGsの達成に向けた積極的な取り組みを行っています。

 

⑸セブン&アイ・ホールディングス

セブン&アイは、持続可能な社会の実現に向け、廃棄物の削減や再生可能エネルギーの導入、フェアトレード商品の販売など、様々な取り組みを進めています。

具体的には、店舗での商品包装材のリサイクルや、再利用可能な食器の導入などにより、廃棄物の削減を進めています。また、太陽光発電や風力発電の導入により、再生可能エネルギーの利用を進めています。さらに、コーヒー豆や紅茶などのフェアトレード商品の販売を積極的に行うことで、社会的な課題の解決に貢献しています。

社員教育においては、SDGsの理解促進のための研修や啓発活動を行うことで、社員の意識改革を促しています。また、サプライチェーンにおける社会的責任の遵守や、地域社会との連携など、ステークホルダーとの協力関係の強化も進めています。

これらの取り組みにより、セブン&アイはSDGs達成に向け、持続可能な社会の実現に貢献しています。

 

⑹東京電力ホールディングス

まず、東京電力は「地球に優しいエネルギー供給」をスローガンに、再生可能エネルギーの導入や、エネルギーの効率化などに取り組んでいます。

具体的には、太陽光発電や風力発電の導入を進め、2020年度には再生可能エネルギー発電量が前年度比で約6%増加し、約3.5万世帯の家庭に電力を供給しています。また、エネルギーの効率化にも取り組み、省エネ支援サービスの提供や、スマートメーターの普及を進めることで、顧客のエネルギー消費量の削減につなげています。

さらに、災害時のエネルギー供給体制の整備にも力を入れています。東日本大震災以降、従来の送電線に加えて、電力を地域内で分散供給する「ミクログリッド」の導入を進め、地域の防災力を向上させています。また、防災訓練の実施や、震災後に課題となった情報伝達力の向上にも取り組み、災害時における顧客への情報提供や、スピーディーな復旧作業につなげています。

これらの取り組みにより、東京電力はSDGs達成に向けた貢献を目指しています。

 

⑺旭化成

まず、旭化成は化学品メーカーとして、環境保全や資源循環に向けた取り組みを進めています。

具体的には、化学品の製造過程におけるエネルギー効率化や温室効果ガスの排出削減、また、製品のライフサイクルにおける環境負荷の低減に取り組んでいます。さらに、化学品の安全性確保にも力を入れ、リスクマネジメントシステムを構築し、事故防止や災害時の対応体制の整備を進めています。

また、SDGsに関連する事業領域においても取り組みを進めています。例えば、旭化成は医薬品や食品素材などの分野にも進出し、人々の健康や安全に貢献する取り組みを行っています。また、SDGsの目標である「産業と技術革新の促進」にも取り組んでおり、次世代技術の開発や、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデルの創出に力を入れています。

これらの取り組みにより、旭化成は環境保全や社会貢献に向けた取り組みを進め、SDGsの達成に貢献しています。