有名な話ですから皆さんも耳にされたことがあるのではないかと思います。
何故かふとこの話を思い出したので、自分の記憶を確認するためにも書き留めてみることにしました。
中世のヨーロッパで旅人がいました。
旅を続ける中でレンガを積んでいるレンガ職人に会いました。
一人目のレンガ職人に「大変そうですね、なぜレンガを積んでいるのですか?」と尋ねました。
職人は「親方から言われたから積んでいるんだよ」と疲れた声で言いました。
次に会ったレンガ職人に「重くて大変そうですね、なぜレンガを積んでいるのですか?」と聞きました。
職人は「つらいけど賃金がいいんだよ、家族を養わなくてはいけないからね」と白い歯を見せながら言いました。
3人目に会ったレンガ職人に「大変な作業ですがなぜレンガを積んでいるのですか?」と問いました。
すると職人は「これは立派な大聖堂を作るためにやっているんだよ、後世に残るようにしっかりと仕上げたいよ」
遠くを見るような目で答えてくれました。
皆さんは聞かれた記憶がよみがえってきましたでしょうか?
実はこの寓話の3人のレンガ職人の話は続きがあるそうです。
興味がありましたら調べてみてください。
サンプリントは9月から新しい第36期に入りました。