名刺に使う紙はサンプリントではサンマットという紙を使っています。
ナチュラルホワイトの色調とソフトな風合いでコストパフォーマンスも良いと考えて使用しています。
環境への配慮という意味合いでバナナペーパーを使った名刺も準備しています。
バナナペーパーはSDGsの項目を全て満たしている紙です。
もっとたくさん印刷して多くの方にお配りしたいのですが、残念ながらコストがかなり高い紙なのです。
廃棄していたバナナの皮の繊維をとって乾かすといった現地の労働者の雇用を作った上で、アフリカから日本に輸送するという手間をかけているのでどうしてもコストがかかってしまいます。
ですのでバナナペーパーの名刺を交換する時は環境の理解が深い会合とかにさせてもらっています。TPOに合わせた名刺を準備するというのも予算が許せば一度検討してみてください。
紙も様々な種類がありますが、やはりこだわった紙で作った名刺はすぐにわかります。
角度によって美しく虹色に変化する紙、アンティークな独特の個性的な紙、まるで雲のような空模様な紙、耐水性、耐久性に優れた紙、繊細に織物のパターンを再現した紙、手にフィットするシニアの方におすすめの紙等々、こればかりは言葉で表現できないので実際に見て触っていただくしかありません。
機会がありましたら是非ディープな紙の世界を体感ください。
印刷会社には多数の紙見本を準備しています。もちろんサンプリントも自由に見ていただけるように準備しています
型押し、箔押しはコストと手間ひまがかかりますが、一度交換したら忘れられない魅力を持っています。
写真のような金型が必要となりますが、一度作れば変更がないかぎりずっと使っていただけます。
一枚、一枚機械にセットして作るので時間がかかりますがそれだけに人のぬくもりを感じさせてくれます。
何より深み、立体感がありますので、見ても触っても違いがはっきりとわかります。
型押し、箔押しは向いている紙がありますのでご相談いただければと思います。